Q:大隅先生のところは、どんな研究をしているのですか? A:一言で言えば、神経系、とくに脳の発生・発達を分子・細胞レベルで研究しています。実験材料はラット、マウス、ニワトリ、ウズラ、培養細胞といろいろです。「真理の探究」から「基礎医学」まで、それぞれの人の興味と好奇心に合わせたテーマを見つけることができるでしょう。 Q:基礎修練をしたいのですが、厳しいですか? A:そうですね、「とにかく楽をしたい」という人向きではないかもしれません。「実験」は「実習」ではなく、とても手がかかり、1回でやり方をマスターできないことも多くあります。基本的には土日にデューティーはありませんが、ウィークデイは遅くなることもあるでしょう。でも、研究室のメンバーも皆実験していますから、寂しくはないはずです。 Q:高次修練で1ヶ月だけ参加することは可能でしょうか? A:1ヶ月だと研究の面白さを理解するには短いように思います。2ヶ月は参加してもらった方が、何を目指して実験しているのか分かるようになるでしょう。過去に高次修練をした学生さんは、一人は4ヶ月、もう一人は3ヶ月在籍していました。 Q:基礎医学に関して、どんなテーマがありますか? A:モデル動物を用いた統合失調症や自閉症などの精神疾患の病因・病態解明や、発生学の授業でお話しした「神経堤細胞」を用いた再生医療の基礎研究などがあります。未発表のデータなどもあり、HP上では公開できませんので、詳しくは直接聞きに来て下さい。 |
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